2022年の秋。薔薇栽培を始めて丸2年。
最初の年(2020年)の秋に、私にとって初めての薔薇の苗を購入しました。
蕾がついていたので、初めて開花した薔薇を見て、とても嬉しかったです。

品種も何もわからずに購入した薔薇たち
薔薇の種類も育て方も、何もわからないまま、翌年の春に再び開花。
その時はまだ、薔薇の育て方がよくわかっておらず、春に咲いた薔薇は何も考えず、とりあえず花瓶に合う長さで適当に切って、切り花にして楽しみました。
その後、夏はとりあえず水やりだけを頑張りました。
そして秋にポツリポツリと開花した薔薇があって、四季咲きっていうのはこうゆうことなんだなぁと思っていました。(シュガームーンが遅くまでよく咲いていたのを覚えています)
その頃からやっと、ユーチューブで薔薇の育て方の動画がたくさん配信されているのを知って、「薔薇を育てる」ということを意識するようになりました。
秋の薔薇が終わって、冬になると、2月くらいまでに枝をバッサリカットすること(冬剪定)、つる薔薇の誘引のコツや、肥料をやるタイミングや薬剤散布のやり方など、薔薇栽培の「基本の基」というのをたくさん勉強しました。

冬剪定した薔薇

トレリスに誘引したピエールドゥロンサール
そして今年2022年の春は、薔薇栽培2年目らしく、そこそこの花付きでした。
去年は春の薔薇が終わったらそれで終わっていましたが、今年は、

春の薔薇が終わったら、次は秋薔薇だ!!
そう息巻いて、ユーチューブを見ながら、夏の暑い中、毎日朝と夕方の水やりをきっちりこなし、薬剤を定期的にローテーション散布したり、肥料を適宜与えたり・・・
そんな中、今年初めて覚えた「夏剪定」と「摘蕾」をかなりしっかりやりました。

夏剪定した薔薇たち
台風が来るとなると、重たい鉢を全部玄関ポーチに移動させて、少しでも被害にあわないようにと気を配りました。
私がユーチューブ以外で参考にしているのが、NHK出版からでている「趣味の園芸 バラ講座」という本なのですが、この本は、月ごとに、薔薇に対してどのような作業を行っていけばよいのかが書いてあります。
その中で、10月のページには、
「美しい秋バラは、日ごろのお手入れを頑張った人へのご褒美です」
と書いてあります。
秋バラというのは、プロにとっても最高の秋薔薇をさかせることは容易ではないそうです。
なるほどな、と実感したのが、秋薔薇の1輪目を見たときです。
自分の中ではすんごくすんごく頑張ってお手入れしたのに、思ったほど綺麗に咲きませんでした。

秋の一番花プリンセスドゥモナコ。少し小ぶりに咲きました。
秋薔薇は春の薔薇より色が濃く、香りが強いという話。
正直去年はまだ「秋薔薇」という意識がなかったので、薔薇たちがどんな顔をして咲いていたのか覚えていません。どの品種が咲いていたのかも覚えていないくらいです(/ω\)
なので今年は秋薔薇がどんな風に咲くのか期待に胸を膨らませ、ホントに毎朝ワクワクドキドキで庭に出ていました。
そんな中、最初に咲いた秋薔薇を見たときには、咲いたことは嬉しかったのですが、

そっかぁ、こんな感じなんだね・・・( ;∀;)
と、ちょっぴり期待はずれな気もしました。
でも、ユーチューブをみていると、秋薔薇は咲いたけど、「これはまだ夏の薔薇だから」と言って、そんなにきれいに咲かないのが当たり前なんだというコメントもけっこうありました。
そっかそっか(;^ω^)と自分に言い聞かせ、その後も、ぷっくりと膨らんでくる蕾たちの開花が楽しみでならない日々を過ごしました。
そして2022年10月18日現在。
私の期待に応えて、秋薔薇たちは期待通りの美しさと香りを持って、次々と開花してくれています。
2022年の我が家の秋薔薇の満開の風景が楽しみです(*´ω`*)

オマケの話
今日は、私がこれまで使ってきた薬剤を紹介します。
薔薇の薬剤散布は、同じ薬剤ばかり使っていると、薬が効かなくなるそうで、「ローテーション散布」といって、3種類くらいをローテーションで使った方がよいそうです。
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