薔薇を育て始めて約２年。
ネットやユーチューブなど、今はホントにたくさんの方が情報を出してくださっているので、初心者の私でもそこそこ綺麗な薔薇を咲かせられています(*^^*)
日々、薔薇の育て方を勉強する中で、薔薇に「癌腫」というものがあるのを初めて知りました。
へ～薔薇にも癌なんてあるんだぁ～
最初はそんな感じで、「黒星病」や「うどんこ病」みたいに、そんなに多発するものではないんだろうと思っていたのですが・・・
ある日、我が家にお迎えして半年ほどの「アンクルウォーター」の株元に、白いものがあるのに気づきました。
「ん？！」「ん～～～？」「これって・・・いや、まさかね・・・」
頭の片隅にあった「癌腫」が頭をよぎりました。
いやいや、まだ薔薇を始めたばかりの初心者やし、癌腫なんてまだ早いわ(;^ω^)
と、なぜか自分の薔薇が癌腫にかかったとは思えず、しばらく様子を見てみよう、と、その時は思いました。
４月３０日、他の薔薇たちがポツポツ咲き始める中、アンクルウォーターは蕾が１個だけ、枝は細く、なんとなく頼りなげな感じで枝が伸びていました。
株元を見ると、「これは瘤かな？」と思えるような状態になっていました。
前に見た時よりも大きくなっているような、いないような・・・
専門家さんたちの話では、「癌腫」はどんどん大きくなるとのこと。
「カルス」と間違えることも多い、ということで、「もうちょとだけ、様子を見てみようかな」
と、思ってしまいました。
それからは、他の薔薇ちゃんたちの開花が始まり、毎日その綺麗な薔薇ちゃんたちに気を取られて、アンクルウォーターが「癌腫かも？」ということはすっかり忘れておりました(;^ω^)
そして６月のある日。
他の薔薇ちゃんたちはすでに２番花を咲かせている中、相変わらずちっちゃいままのアンクルウォーターに、
そういえば・・・
と、「癌腫」のことを思い出しました。
そして、株元をみてビックリ！
ナニコレ～～～(;O;)ガーンガーンガーン（シャレではありません・・・）
心底驚きました。これは「癌腫」でしょうね・・・間違いなく(´；ω；`)ｳｩｩ
薔薇の癌腫は正式には「根頭癌腫」というようですが、その名の通り、根元にできる薔薇の「癌」なわけで、これにかかると、かかった株の生育が衰えるばかりでなく、他の株にまで感染してしまうそうな・・・((+_+))
薔薇の専門家の中には、初心者は株をあきらめて捨ててしまった方がいいといわれる方もいらっしゃいます。
「THE 初心者」の私((+_+))
あきらめんば？( ﾉД`)ｼｸｼｸでもまだ一回も花ば見とらんとよ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…悲しか・・・( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
いや、あきらめきれない！
そう思って、困ったときのユーチューバー先生たちの動画を見まくりました。
とりあえず、癌を取り除く。そして、本来であれば、植え替えをして、根洗いしたり、土を綺麗な土に替えたりした方がいいみたいですが、それを、薔薇の成長時期である６月にするのはよくないらしいです。
というわけで、今できることは、癌腫を取り除いて、そこにお薬を塗って、様子を見ること。
やりました。６月１７日。アンクルウォーターちゃんの、「癌腫摘出術」
手で捥ぎ取れるかと思いましたが意外に固く、カッターで切除することにしました。
数か所に切れ込みを入れて、手で捥ぎ取る・・・
とれました！大きな瘤！
そしてその傷ついた根元にお薬を塗りました。
このお薬は、私がよく見るユーチューブの薔薇の専門家さんが、癌腫を取り除いた後に塗ったらいいと紹介されていました。
Amazonで９２５円。プライム会員なら送料無料！
これであとはしばらく様子を見るだけ。
「アンクルウォーター」ちゃんの回復力に期待するしかありません。
ちなみに、癌腫は再発するそうです”(-“”-)”
でも、人間の癌も、今はいい治療法がどんどん出てきて、不治の病ではなくなってきてますもんね(#^.^#)
癌腫摘出術に使ったカッターナイフは、刃を折りました。
活力剤のリキダスを水と一緒にやって、株の回復を祈ります(*^^*)
コメント