「ノヴァーリス」紫の薔薇の代表格 

薔薇

2024年1月現在。
ノヴァーリスを我が家にお迎えして3年目を迎えます。

1年目のノヴァーリス

紫色の薔薇で、フロリバンダ
つまり、花がブーケのように、1枝からたくさん咲くタイプの薔薇です。

薔薇を育て始めてまる3年。

今でこそ、「フロリバンダ」なんていうのがスムーズにでてきますけど、薔薇を始めたころは、まったく知りませんでした。

ただただ薔薇が欲しい、というだけで、最初に購入した薔薇は、花の形と色だけで選びました。
しかも実際にショップで買ってきてくれたのは主人。私の好みを推察して買ってきてくれました。

その、最初に購入した薔薇たちはすべて1枝に花が一つ咲くタイプの「ハイブリッドティローズ」でした。

ハイブリッドティローズは切り花に向いている、ひとつひとつがとても美しい花形なのですが、いったん切ってしまうと、次に花が咲くまでに時間がかかります。

もっとたくさん咲いて欲しいな~

なんて思いながら、薔薇の勉強を始めて知ったのが「フロリバンダ」という品種でした。

そして、「次は絶対フロリバンダが欲しい!」と思って購入したのがこのノヴァーリスです。

花の形が上品で、柔らかさを感じます。

花びらが薄いせいか、雨には弱くて、雨にあたると花が傷みます。

ですが、病気には強くて、2023年は他の薔薇達は黒星病に悩まされた1年でしたが、ノヴァーリスは黒星病になりませんでした。

樹高が高めで、秋には150センチくらいになります。
3年目でこの高さなので、これからもっと高くなる可能性もあります。

我が家の薔薇は、すべて植木鉢で育てているので、台風など、強風で鉢が倒れることも多々あります。

倒れたときに、枝がボキッと折れてしまうとホントに悲しいので、樹高はあまり高くしたくありません。

そういうわけで、冬剪定では、ガッツリ剪定するようにしています。

・・・なんて言っていますが、いざ株を目の前にすると、ガッツリ剪定するのにはなかなか勇気がいります。

毎年剪定前には、「ガッツリいくぞ~!!」ッと、息巻いていくのですが、ぶっとく成長している枝たちを見ると、「ホントにこれを切り落としていいんだろうか・・・」と、気持ちがひるんでしまいます(;^ω^)

薔薇の専門家さんたちは、みんな口をそろえて、
「深く切っても花が咲かないということはないから思いきって剪定して大丈夫です」
と言われます。

2024年の木立ち薔薇の剪定トップバッターのノヴァーリス

今年こそ、ガッツリ剪定するぞ~!と、1月2日に剪定しました。

冬剪定は半分から3分の2を切り落とすのがセオリーです。

ノヴァーリスは樹高が高めなので、ひとまず半分の高さで剪定してみようか。

そうしてできたのがコレ。

約半分の高さ、おおよそ70センチの高さまで、剪定しました。

大輪の花が咲くので、鉛筆より太い枝に花が付きます。
ですので、鉛筆より細い枝は全部カットしました。

「内芽・外芽」というのもわかってきたので、外芽の上でカットすることを意識しました。

我が家のノヴァーリスもよく成長していて、半分の高さまで剪定しても、残ったほとんどの枝が鉛筆より太いです。

高さ70センチ。よし!こんなもんでしょ!

と、最初は満足したのですが、時間の経過とともに、

もうちょっと低くした方がいいかな・・・

これも毎年のことなんですけど、一度剪定した後に、もう少し低くした方がいいかなって思っちゃうんですよ(;^ω^)

そして、結局2回剪定します(笑)

初心者が立派に成長した薔薇の枝を剪定するのは、ホントに勇気がいる作業です(;^ω^)

2023年のノヴァーリスは、私的には花付がイマイチだったので、冬剪定は、ダメもとで50センチくらいにまで剪定してみました。

この剪定が吉とでるか凶と出るか(;^ω^)
春の花付がドキドキです。

そうして迎えた2024年の春。
見てください!この心配ご無用な成長っぷり( ´艸`)

2024年5月18日。 太陽に向かって咲くノヴァーリス

50cmの高さまで剪定して、春には結局2倍の100cmを超えました。

ノヴァーリスは遅咲き品種なので、他の薔薇がほぼ開花して、満開に近い5月3日に開花しました。

蕾をたくさんつけてくれたので、開花をすごく楽しみにしていたのですが、2024年の春は4月の後半からやたらと雨が多く、しかも豪雨。せっかく開花したのに、雨に打たれて打ちひしがれたようになってしまいました。

花弁が雨で傷みやすいのが残念ではあるのですが、病気に強くてよく咲くので、初心者向けの薔薇だと思います。

私も秋にはもう少しまとまって咲かせられるように、夏剪定を意識したいと思います。

 

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