私のファーストローズ「ピエールドゥロンサール」
薔薇好きさんなら誰もが知っている、超・超・超有名で、大人気の薔薇です。
薔薇は2万種類もあると言われていますが、薔薇を育ててみたいな、と思われる方に、まず最初におススメしたいのがこの「ピエールドゥロンサール」です。
この薔薇を初めてみたときに、なんて可愛い薔薇なんだろうと一目で心を奪われました。
白と淡いピンクのグラデーションの花。まるで桃の様です。
ユーチューブやインスタなどでは、薔薇好きさんがたくさんの情報を発信してくださっていますが、「初心者におススメの薔薇」に、必ず登場するのがこのピエールさん(*^^*)
見た目もホントに可愛いんですけど、初心者におススメされる一番の理由は「育てやすさ」
ピエールさんはつる薔薇なので、オベリスク仕立てにしたり、フェンスに誘引して壁一面に咲かせたりして、見ごたえも抜群なんですが、それだけに、初めて見る人は、育てるのが大変そうという印象を持つと思います。
ですが、薔薇を30種類近く育てていて、育てやすい薔薇というのがどういうものかというと、薔薇の大きさというよりも、病気になりにくい薔薇、これを「耐病性」と言いますが、「耐病性の高い薔薇」が、育てやすい薔薇だと思います。
薔薇には、つる薔薇と言って、大型の薔薇もありますが、高さが1mくらいのコンパクトな薔薇もあり、さらにはミニ薔薇と言われる品種もあります。
つる薔薇が壁一面に咲いているのを見ると、育てるの大変だろうなぁと思うかもしれませんが、わたしの印象では、つる薔薇は意外と育てやすいです。
薔薇は「黒星病」や「うどんこ病」などの病気になりやすかったり、カミキリムシやコガネムシなどの害虫の被害にあいやすかったりします。
「薔薇が枯れた」という時、その原因は、もちろん水切れなどもあるのですが、この、病気・虫が原因ということが多いです。
ピエールさんは、この病害虫の被害が比較的少ないので、初心者におススメと言われています
花の香りは微香なのでほとんどありませんが、その分花持ちはいいです。
直径12cmくらいの大輪の花をたくさんつけてくれます。
トゲは普通にあるので、扱う時にはちょっと注意が必要ではあります(;^ω^)
我が家の薔薇は全て鉢で育てているのですが、ピエールさんは好きすぎて、3鉢あります。
最初に園芸ショップで2鉢購入したのですが、じつはこのうちの1鉢を花を見る前に枯らしてしまいました。
薔薇の育て方をまだよく知らない頃で、冬でも毎日水やりをしていたのが原因です(;^ω^)
次の年の園芸ショップで、ピエールさんのオベリスク仕立てが1万円で売っていたのですが、これを主人がプレゼントしてくれました。薔薇には興味のない主人ですが、おそらく主人も、「これはいい!」と思ったのだと思います。
その、1万円で買ったピエールさんは、3年目の春、我が家では庭のテラス屋根の柱に、オベリスクと一緒にからませています。
12号鉢で育てているのですが、樹高はもうテラス屋根の上まで届いています。
最初に大苗で買ったピエールさんは、我が家の西側の壁に誘引しています。当初は、玄関の前にある大きな窓から見える位置に誘引していたのですが、残念なのが、ピエールさんは秋には咲きません。秋にも玄関の窓から薔薇が見えて欲しくて、玄関の窓の位置は「パレード」に譲りました。
そしてもう一鉢は、じつは私が挿し木で増やしたもので、家の西側のフェンスに誘引しています。
どの株も3年目でかなり充実してきたので、春の一番花のあと、ポツポツと返り咲いてくれます。
2024年は7月12日に、夏剪定をしました。
去年は9月に入ってからやったんですけど、私が参考にさせていただいてるユーチューブチャンネルで、つる薔薇の夏剪定は7月からやっていいんだと言われていて、確かに、不要な枝葉は早めに処理した方が、無駄に体力を使わなくていいし、風通しもよくした方が、病気にもなりにくいよね、と思いました。
なんせ薔薇は梅雨時期にものすごく成長して、ピエールさんも、春の花後は新しい枝が出まくって、夏場はお化けのようにワッサワッサと茂るんです(;^ω^)
じつは西側のピエールさんにはまだ蕾がついているのですが、こちらはもう摘蕾しようと思っています。夏場の薔薇はあまりきれいに咲きません。薔薇は花を咲かせることに体力を使うので、暑い時期は無理に花を咲かせず、来シーズンに爆咲きさせる体力をつけようと思います(*^^*)
薔薇を初めてみようかな、と思っている方に、まずはおススメしたい一品です。
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