今回は私の大のお気に入り「リラ」の紹介です。
「リラ」は薔薇の育種家として有名な木村卓功先生が2020年に作出されたロサオリエンティスの薔薇です。
紫色のカップ咲き。中輪の房咲きです
香りはダマスクにティとグリーンの中香。
と、紹介されていますが、私には強香と思えるほどよく香ります。
この薔薇はとても人気で、発売されるとすぐに売り切れてしまいます。
私はこの薔薇を2年越しでゲットしました(*^^)v
人気の理由はたくさんありますが、香りがいいのに、耐病性もあるというのがこの「リラ」の大きな特徴で、紫の薔薇では初めてではないかと言われています。
耐病性があって、香りがよくて、たくさん咲いて、花持ちもいい
これ以上に条件がそろった薔薇が他にあるだろうか?
と、思えるくらい、ほんとに素晴らしい薔薇です。
私がリラをお迎えしたのは、2023年の春。
「バラの家」さんから新苗でお迎えしました。
お迎えしてすぐに蕾が次々にあがってきたのですが、新苗でまだ枝も細かったので、秋に美しい花を見るのを楽しみに、心を鬼にして(笑)ずーっと摘蕾してきました。
9月は夏剪定の時期ですが、新苗で購入して初めての夏剪定なので、浅めに剪定しました。
そして10月11日。
見事期待に応えて美しい花姿を見せてくれました。
枝はまだ細いのに次々に開花して、お迎えしてまだ1年目なのに、こんなに咲いてくれるの?!
と、感動すら覚えました。
透き通るような紫の花びら。
花形はコロンとしたカップ咲きで可愛いいのに、美しくもある。
近づくと思わず大きな深呼吸をしたくなるような、かぐわしい香りが漂って、ずーっと眺めていたい衝動にかられました。
「リラ」という名前は、クラシックバレエの「眠りの森の美女」の「リラの精」からとったんだそう。
私は若いころ、下手の横好きでクラシックバレエを習っていました(;^ω^)
バレエの発表会の演目が「眠りの森の美女」で、クラスのお姉さんが藤色のチュチュを着て、リラの精のバリエーション(一人で踊る踊り)を踊っているのを、うっとりと眺めていたのを今でも鮮明に覚えています。
2024年1月20日。
リラの初めての冬剪定をして、鉢を8号鉢から10号鉢へと植え替えました。
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剪定前は株の高さは約90cm。
まだ1年目だし、あまり深く切るのもな・・・
そう思いつつ、約半分の45cmくらいまで剪定しました。
そして2年目の2024年の春。
たくさんの蕾をつけて、しっかり開花してくれました。
2024年の4月は、やたらと雨が多くて、額割れは早かったのですが、なかなか開花せずドキドキしました。
雨が多かったせいなのか、はたまた肥料が多すぎたのか、ちょっとボーリング気味なところもありました。
花びらの枚数が多いので、重みで少しうつむき加減になりやすいのですが、雨に打たれると余計にうつむきます(;^ω^)
雨で花弁が傷みやすいというのが唯一の弱点でしょうか・・・(;^ω^)
ですので私は、雨がひどい時にはテラス屋根の下に避難できる位置にリラを置いています。
その場所は、リビングからもキッチンからも見える位置の特等席です
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